小谷村曽田

たまごや…会社のロゴを楕円で囲っていたら、
ある方が「たまごや?」って言われて、それもそうかなと思って、
有り難くそのまま屋号の如く使わせて貰ってる。

そう! 以前住んでいた住宅の隣に子供向けの駄菓子屋があった。
店名は「たまごや」。優しいオバさんが相手をしてくれましたね。
子供には天国のようなお店でね、娘と一緒に行ったら目がキラキラ輝いてたのを覚えてる。

お客様には出来上がった製品にウキウキしてもらえるようと思ってやっているつもりだけど。これは自己満足だよね。だから、登記上のC●●なんて訳の分からない社名より「たまごや」で通してやろうと思って使ってる。
今は「たまごや」と呼んでくれる人も結構多い。ある人からは養鶏場を紹介して貰った…。

 

 

 

 

 

 

 

 


*画像はNHK長野放送局が主宰してる「撮るしん」に投稿されたものをお借りしちゃいました。
(ごめんなさい。ありがとう。)

我母A子の実家、長野県北安曇郡小谷村中土。
大糸線・南小谷の次の駅「中土(なかつち)駅」から南へ、T字交差点の「サンテインおたり」を左折し、姫川に掛かる橋を渡り踏切を超え、県道330号線(水仙街道)を奉納(ぶの)へ向かってひたすら坂道を上がります。奉納部落手前の曽田部落まで約5km?.もっとあるかな?
今は車でスイスイ上がってしまいますが、私がまだ小学生の頃は「バス or 徒歩」。
途中の石原部落まで来ると一気に坂が急になって見上げます。ここで『まだこんな坂を登るの〜…?』と悲しい声が聞こえてきそうです。
それでも母の実家では、ジジ・ババ・伯父さん・伯母さん・従弟が待っていてくれました。乳牛も一緒に。
祖父・伯父は小谷杜氏。叔父のM人は糸魚川市平岩で工務店を営んでた。
ある時、今川昌平監督作品・映画:楢山節考が小谷村で撮影されたと聞き、公開日を待って映画館へ…。知っている場所も出てきて、些か暗い映画だったかな。と思いつつエンドロールを観ていたら叔父の名前が「大道具」で下から上へ流れていくのね。それを観て驚き椅子から転げ落ちちゃいました。驚いたわ〜。でも嬉しかった。
*楢山節考はパルムドール賞を受賞したんですよね。他人事ながら自慢話…。

上の画像は母の実家の直ぐ近く。左下に木が4本ありますが、その当たりにバス停「曽田」があります。
幼い頃は遠くに見える山々には全く興味もなく、ただただ遊び回り近所の方々にも可愛がられた記憶しかありませんが、
思い出がイッパイの小さな村ですが白馬村と共に生涯我が心の風景です。